シリア・イラク情勢～イラク軍、北西部要衝タルアファルをほぼ制圧 @日経

粛々と参りましょう、

欧州外縁としてのシリア、及びイラクに引き続き注目してゆくという趣旨。

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表題副題は日経のこちら(↓)のヘッドラインから。

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASGT27H04_Y7A820C1MM0000/
(日経、「イラク軍、北西部要衝ほぼ制圧、イスラム国、弱体化鮮明に」、2017/08/28/11:26)
>> イラク軍は27日、過激派組織「イスラム国」（IS）が占拠していた北西部タルアファルをほぼ制圧したと発表した。

《コメント》
・特筆すべきは制圧の《速さ》である。

・イラク・モスルとシリア・ラッカの中間に位置するタルアファルは、交易ルートとしても補給線としても重要な要衝と観られていた上に、イラク軍がその奪還に向けて本格的な侵攻を開始したのは、高々一週間前(↓)のことだからである。

>> イラク軍が奪還すれば「イスラム国」の掃討に弾みがつくが、ロイター通信によると、タルアファルには約2000人の戦闘員がいるということで、今後、さらに激しい戦闘が予想される。

・ 2000人規模というのは少なからぬ規模であり、同程度の戦闘員の制圧で、先のシリア・アレッポやイラク・モスルで政府軍が難儀を余儀なくされたことは記憶に新しいが、タルアファルは全く様相を異にする。

・ ISの戦闘員が早々と戦線を離脱した言ってよいだろう。

続報を待ちましょう。

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sumiikasumiの日記