朝鮮半島情勢~安保理が議長声明、北朝鮮のミサイル発射を非難、素早い対応で結束示す @AFP
粛々と参りましょう、
表題副題はAFPのこちら(↓)のヘッドラインから。
既に安保理では追加的な制裁決議を行っており、焦点は制裁の《実効性》に移っていて、
今回の安保理議長声明に、内容的に新たなものはないに等しいが、
記事中にもあるように、
中露がさしたる抵抗を示すことなく、
即時的に全会一致で声明に至ったというその《速さ》が全てである。
http://www.afpbb.com/articles/-/3140933?act=all
(AFP、「安保理が議長声明、北朝鮮のミサイル発射を非難、素早い対応で結束示す」、2017/08/30 /09:46)
《コメント》
・ 結束を示したというより、米国主導に結束したくない中露にせよ、面目丸潰れで弁護の余地がなくなってしまったということである。
・ 米国が地上戦を交え政権転覆等の実効支配にさえ乗り出さなければ、目をつぶるということなのかもしれない。> 中露
・ 我が国としてやれることはなおもあるのであって、端的には「防衛予算」の適切な増額である。GDP比で1%という水準は、軍事的にも経済的にも意味があるわけではない。足りなければ増やす、十分であれば減らすという性格のものである。
・ 一部のメディアにせよ野党にせよ、次年度の防衛予算が増額要求になることに批判的であるが、増えること自体は批判には相当しない。予算措置として、必要か? 適切か?が全てである。
・ 例えば、陸上型イージスは、むしろ個別自衛権の範疇にあり、憲法にも反しない。唯一、反するのは憲法解釈として自衛隊違憲論を採る場合だが、自衛隊違憲論は、安倍改憲試案が浮上した時に、一部のメディアや野党は、改憲の必要がないと訴えようとして、自ら引っ込めてしまっている。敵地攻撃能力の保有にせよ、先制攻撃ではなく、個別自衛権の範疇にあり、違憲でもない。(自己拘束を解くか解かないかという話である)
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