その後の民進代表選~山尾幹事長を断念、党内異論で素交会の大島氏を起用 ヽ( ̄▽ ̄)ノ@時事通信
粛々と参りましょう、
焦点は政界再編に移動と思いきや、
そこはすんなりとはまとまらない民進党の本領を発揮か、
前原代表、山尾幹事長の起用を断念、
党内異論で素交会の大島氏を急遽、起用へヽ( ̄▽ ̄)ノ
https://www.google.co.jp/amp/s/www.jiji.com/jc/amp%3fk=2017090500205
(時事通信、「前原代表、山尾幹事長断念、民進内に異論、大島氏起用」、2017/09/05/11:40)
端的に、
【問】 大島氏って誰? 大島氏が起用されたのは何故?
となるが、上記記事には詳しくなく、
以前に取り上げた、代表選直前の文春オンラインのこちら(↓)の記事に、その大島氏のことが取り上げられていた。
http://lite.blogos.com/article/243266/
(Blogos/文春オンライン、「前原新代表を待ち受ける民進党“魔の幹事長”人事」、2017/08/31/07:00)
>> 前原支持グループからは、意外な人物の名前が上がる。前原氏の推薦人に名を連ねた中間派グループの「素交会」会長・大島敦氏だ。
《コメント》
・ 党内の中間派であり、今回の代表選では前原氏を支持する側に当初から回っていた。
>> 素交会は大畠章宏元国交相の影響力が強く、政局の節目で存在感を発揮する。今回の代表選でも、大島氏が素交会を早々に前原氏支持でまとめ上げ、「大きな流れをつくった」(党関係者)といわれている。
>> 大島氏は当選6回、知名度は低く、政調会長、選対委員長などの要職も未経験。
《コメント》
・ 一言で言えば「論功行賞」である。
・ 派閥の長が(名目的に)世代交代したばかりなので、大島氏の知名度は低いが、実質的には「大畠派」である。
・ 事実上の「大畠幹事長」である。10月の衆院補欠選挙で3敗すると、幹事長は真っ先に責任を問われるが、大畠氏は批判の矢面には立たずに済む。
・ 今の民進党は新代表に替わっても支持率が上がらないし、民共共闘を棚上げすると集票力が下がるから、有利とは全く言えない選挙を仕切る幹事長職は、そこを誰もがやりたがらないという意味で「鬼門」である。(党内の所謂保守派も、所謂リベラル派も、その幹事長職を避けた、という見方もできるだろう。)
・ 初っぱなから幹事長を差し替えるというスタートで、早々に前原氏の統率力にはてな? が付いたが、こういう形でもないと、幹事長が決まらないのかもしれない。
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