梟通信~ブレードランナー2049に映り込んだ創造主エンジニア @oriver
まったりと楽しみながら参りましょう、
映画「エイリアン:コヴェナント」の公開を中旬に控えてフォロー。
さすがに公開直前なので、プロモーションでのネタバレ的な露出は止まっているけれど、
前作の「プロメテウス」が敢えてエイリアンとの関連を抑えて興行的にパッとしなかったからでしょう、
今回の「コヴェナント」は情報の露出が全開で、
観る前から分かってしまったのであった(´・ω・`)
・・・
単発の作品として楽しみが半減してしまったので、作品と作品の関わりに別の楽しみを探してみるか、ということで、
気を取り直して、
表題副題は映画のoriverから(↓)。
https://oriver.style/cinema/bladerunner2049-engineer/
(oriver、「大考察、ブレードランナー 2049予告編映像に映り込む、人類創造主エンジニアの影を追う!」、2017/05/27)
「エイリアン:コヴェナント」と「ブレードランナー2049」の二つの作品の「関連」を探るという趣旨になっていて、
端的に、両作品の「タイムライン」が重なっているのかどうか? という話。
(同じ設定のもとで、二つの作品が同時に並行しているのか?)
端折ってしまうと、
・ 「コヴェナント」の前作「プロメテウス」に登場するエンジニア(人類の創造主)が、「ブレードランナー2049」に映り込んでいたので、
・ (ブレードランナーに、エイリアンのエンジニア(創造主)が人造人間の保存体として登場しているので)
・ 設定として、《人造人間》の製造を、エイリアンの「ウェイランド・ユタニ社」とブレードランナーの「タイレル社」が、それぞれ行っているのではないか? という話に。
更に端折ってしまうと、
・設定としてタイムラインが重なっているとすると、1) ウェイランド・ユタニ社は、《2089年》からの外惑星探査で、エンジニアの発見に至るが、(@エイリアン:プロメテウス)、2)タイレル社は、既に《2049年》の時点で、人造人間の開発段階で、プロトタイプとして、エンジニアの遺伝子的な発見に至っているとなり、(@ブレードランナー2049)
・ 内宇宙探索(インナー)のタイレル社が、外宇宙探索(アウター)のウェイランド・ユタニ社に対して、「事の真相」に迫っていた、となる。
・ そして、同じリブートでも情報の露出が少ない「ブレードランナー2049」で、2049年の事件がどうなるか? 2022年の《大停電》は、タイレル社を一時的な倒産へと追いやった要因になっている(らしい)ので、同様の事件が2049年に起きるのだとすると、(タイレル社の崩壊) タイレル社の遺産をウェイランド・ユタニ社が活かせず、結果的に破局に突入するという展開になる。
・ 謎解きは、「ブレードランナー2049」のほうにあるということで、来月の公開を楽しみにしたい。
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以下、タイムラインの確認。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/エイリアン_(映画)
>> 西暦2122年、宇宙貨物船ノストロモ号は他の恒星系で採掘した鉱石を積載し、地球へ帰還する途上であった。
《コメント》
・ この時点で人造人間(ロボットのアッシュ)が初めて登場する。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/プロメテウス_(映画)
>> 時は流れて西暦2089年、考古学者のエリザベス・ショウとチャーリー・ホロウェイは新たに古代遺跡を発見した。
《コメント》
・ この時点で、人造人間(アンドロイドのデイヴィッド)が登場するが、《暗喩》としてデイヴィッドは、人類から《火》を与えられたアンドロイドであるということで、それ以前の人造人間とは一線を画す存在である。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/エイリアンVSプレデター_(映画)
>> 2004年10月4日、人工衛星が南極のブーヴェ島に大規模な熱反応を発見。
《コメント》
・ この時点で、ゼノモーフ(エイリアンの最終進化形)が存在しており、タイムラインが全く矛盾する。
・ つまり、エイリアンとプレデターのコラボである「AVP」のタイムラインは、プロメテウス→エイリアンと続くリブートでは、無視/リセットされている。
真面目なエイリアンの謎に続く。(最強生物クマムシの謎)
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