sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

どうなる内閣支持率~安倍内閣支持率39%、不支持率36% @注目の毎日世論調査

粛々と参りましょう、

表題副題は、「注目」の毎日新聞世論調査から。(後述)。

「注目」とするのは、8月の内閣改造より前の世論調査で、

毎日新聞による内閣支持率26%、つまり、警戒ライン(黄信号)とされる30%を切る数字が毎日新聞から出てきたことで、

倒閣や退陣といった文脈で、内閣支持率の帰趨が大いに注目される重要な《契機》となっていたからである。(世論形成を主導したとも言える)

・・・

https://www.google.co.jp/amp/s/mainichi.jp/articles/20170904/k00/00m/010/009000c.amp
(毎日新聞、「安倍内閣支持率39%、不支持率36%」、2017/09/03/17:28)

《コメント》
・ 携帯電話番号を新たな調査対象に加えてきているため、不連続性により単純比較できないにせよ、極端な差が出るわけでもなく、「客観的」に捉えるなら、内閣支持率は、「顕著」な回復を示した、と言ってよいでしょう。

・ スプレッドΔ=支持率-不支持率=39%-36%=+3%ポイント。

内閣改造直後の前回(↓)は、Δ=35%-47%=▲12%ポイント。

https://mainichi.jp/articles/20170804/k00/00e/010/319000c.amp
(同上、2017/08/04)

内閣改造前の「注目」の前々回(↓)では、Δ=26%-56%=▲30%。

https://mainichi.jp/articles/20170724/ddm/001/010/251000c
(同上、2017/07/24)

・ 個人的には、特にこの3-4カ月間、内閣支持率が急変動するようなことは、実質的に何も起きていないと観ていたのだが、それはさておき、数字の変化を客観的に表現するなら、「急落し、急騰した」、となるでしょう。

内閣支持率が下降に転じる前の4月時点では、Δ=51%-30%=+21%であるから、元には全く戻っていない、と言えるが、同時に、内閣支持率の最大下落幅は、26%-51%=▲25%ポイントであり、これに対して直近の下落幅は、39%-51%=▲12%ポイント、つまり、最大下落幅の半分を戻していて、これは、株式相場で言えば、《半値戻し》に相当する。

・ 株式相場での《半値戻し》は、大勢下降相場では容易ではないので、株式相場との類推で言えば、内閣支持率の回復の程度は、「意外に強い」となる。なお、株価と支持率の比較/類推での共通項は、《群衆心理》となる。

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