どうなる政界再編～民進党、5人前後が離党検討 @共同通信

粛々と参りましょう、

表題副題は共同通信/ロイターのこちら(↓)から。

https://www.google.co.jp/amp/jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJP2017090801002137
(共同通信/ロイター、「民進党、5人前後が離党検討」、2017/09/09/2:00AM JST)
>> 民進党の衆院議員5人前後が離党を検討していることが分かった。小池百合子東京都知事の側近である若狭勝衆院議員や、既に離党した細野豪志元環境相らとの国政新党設立を視野に入れている。早ければ来週半ばにも離党の是非について判断する方向だ。

《コメント》
・ なぜ離党なのか？ は、これまでの経緯から周知であるということで省略し、(党勢の低迷、政党助成金の交付要件)

◆ まず、記事中の、なぜ、来週半ばという《タイミング》なのか？

・ 一つには、小池新党(仮称)との連携が同時に観測されているので、来週半ばに、小池新党の立ち上げに関する「イベント」(設立会見)が発生し得る、ということが推測される。

・ もう一つには、今回の文春砲の「第二弾」があるとすると、そのゲラが永田町に回るのは来週の始めというタイミングであること、そして舛添都知事問題以降、文春砲は第二弾が決定的/強烈という傾向にあること。

・ そして三つ目に、「臨時国会」の召集を下旬に控えている、議員の去就にせよ、新党設立にせよ、召集前に形をつけておくという一般的な事情による。

・ 但し、その臨時国会の召集については、「遅れる」という観測が浮上している(↓)。

http://www.sankei.com/smp/politics/news/170908/plt1709080055-s1.html
(産経、「臨時国会召集日、まだ官邸が言ってこない、自民・二階俊博幹事長」、2017/09/08:22)
>> 「国会はいつからになりますか」と尋ねる前原氏に対し、二階氏は「（首相官邸が）まだ言ってこない。いろんなことを考えすぎているんだろう」と述べた。

・ いろんなことを考え過ぎている？ いきなりの冒頭解散か？

・ 今の北朝鮮情勢に照らして、首相の国連総会演説はとても重要なので、召集の時期が後ろにズレるのは自然であると言えるが、いろんなこととなると、それは暗に「早期解散」を示唆するように思われる。(一番知りうる立場にあるのが二階幹事長なのだが(笑 )

・・・

◆ 次いで、《誰》が離党していくのか？

・ 順当には旧細野派からで、準じて旧維新(非大阪系)の松野派からであろうと観る。

・ 旧維新(非大阪系)は「惜敗率」が低く維新の看板で比例救済されていたので、潜在的に離党の動機を強く有する。そうした事情から、新執行部人事では、松野氏を国対委員長に据えて結束を図っているが、もし、松野派から離党が生じると、党内に激震が走る。(テールリスの顕在化)

・ 誰が離党するか？ では、果たして「松野派」から離党者が出るのかどうかに注目、としておきましょう。

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