sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

どうなる内閣支持率~内閣支持率42%、不支持を4カ月ぶりに上回る @日テレ世論調査

粛々と参りましょう、

どうなる内閣支持率

内閣支持率42%、不支持を4カ月ぶりに上回る @日テレ世論調査

http://www.news24.jp/sp/articles/2017/09/10/04372134.html
(日テレ、「安倍内閣支持率42.1%、不支持を上回る」、2017/09/10/18:46)

《コメント》

・ 今回の調査での注目点は、2015年8月の内閣支持率の数字を越えられるかどうか? にあったが、それを越えた、という結果に。

・ 2015年8月の数字は、平和安全法制国会(集団的自衛権の審議・採決)の最中につけたものだが、内閣支持率が俄然、報道されるようになったのは、2017/06-07の期間に、単にそれが急落しただけでなく、2015年8月の心理的な《下値抵抗線》に相当する数字を容易く切ってしまったから。

抵抗線を下値に抜けることは、相場として「弱い」ことを意味するが、同時にトレンド転換の可能性を強く示唆する。株式相場的に。

・ であるから、地合いの強さを測る上では、取り敢えず2015年8月の数字を回復できるかどうか? が注目点になる。言い換えれば、《窓埋め》できるかどうか? であるが、その窓埋めを完了、というのが、数字の持つ意味である。

・・・

・ 今後の焦点は、内閣支持率が、1) 上がる場合に《半値戻し》を達成できるか? 日テレ数字では、支持率45%を越えられるか? 2) 下がる場合に、38%近辺で下値をかためられるか? となる。

・ また、個人的には、国政選挙の予想に際して「代理指標」として、読売・日経・NHKを重視しているので、(それらの予測精度による) 後続する読売とNHKの調査結果に注目したい。

・ ・・

・ 調整相場の過程での窓埋めは、なかなか容易でないが、それが達成できているということは、振り返れば、この6-7月の内閣支持率の急落は、見かけほどには深刻ではなかったということである。

・ 支持率の修復のポテンシャルがどこにあったか?と言えば、1) 支持率の世代差が大きかった (若高老低) 、2) 支持率の性差が大きかった (男高女低) つまり、有権者の見方の「偏差」が著しかったところにある。

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以下は、関連データの記録欄。

http://www.realpolitics.jp/research/
(リアル・ポリティクス、世論調査の合成指数の推移)

http://www.news24.jp/sp/articles/2015/08/09/04306520.html
(日テレ/NNN世論調査、2015年8月)

http://www.news24.jp/sp/articles/2017/07/09/04366544.html
(日テレ/NNN世論調査、2017年7月)

http://www.yomiuri.co.jp/election/poll/20170807-OYT8T50029.html
(読売世論調査、第2次安倍内閣発足以降の内閣支持率の推移)

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