sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

梟通信~史上初のブラックホール撮影、成否は数カ月後@ ナショジオ のいよいよ迎えるその数カ月後(*´∇`*)

まったりと参りましょう、

史上初のブラックホール撮影、成否は数カ月後@ ナショジオ

のいよいよ迎えるその数カ月(*´∇`*)

・・・

観測データを取ったのが、今年の春(↓)だった。

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/041400140/?ST=m_news&P=2
(ナショジオ/日経BP、「史上初のブラックホール撮影、成否は数カ月後~世界8カ所の天文台をつないだ地球サイズの望遠鏡による観測が終了」、2017/04/16)

《コメント》
・ 観測期間は約10日で、世界8箇所の電波望遠鏡を動員してシンクロさせていて、どこかが雨天だとアウト。

ブラックホールは、「X線観測装置」で確認されてきたけれど、そこでは、連星の一方の星からのガスが、ブラックホールの周辺に降着して放たれるX線を観測している。観測しているのは《降着円盤》であって、ブラックホールの本体の《事象の地平線》ではない。

・ 今回の観測は、電波望遠鏡を使っての、事象の地平線の観測に相当するので、「史上初の撮影」に相当する。

・ しかし、電波は可視光に比べても一万倍の長い波長なので、「分解能」が低い。だから電波望遠鏡はかなり口径を大きくして複数を組み合わせているが(開口合成)、

・ それでも足りないので、世界の8箇所の天文台が参加して、《地球規模》の電波望遠鏡にしたのが今回の観測。(だから期待されている)

・・・

そして、観測から数カ月が経過して、そろそろ結果が出てくるところだが、

そろそろ出てきそうという続報がこちら(↓)。

https://thepage.jp/detail/20170830-00000005-wordleaf?page=2
(Thepage、「巨大ブラックホールの撮影に挑む~日本チーム代表・本間希樹氏に聞く」、2017/08/31/14:51)

《コメント》
・ 日本チームは、8つの天文台の1つの、チリのアルマ国立天文台でプロジェクトに参加。

・ データの分析にかなりの時間がかかっているが、1天文台ごとに収集した情報量は500TBと膨大なのでデータの整理だけで2カ月かかる。(所謂、ビッグデータが1TB~だから、その4千倍)

・ 上手く撮れれば、ブラックホールはやはり黒い・・つまり、写っていなければ写っていた、ということに(*´∇`*)


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