sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

どうなる内閣支持率~支持率は44%・前回比+5%ポイント、 支持が不支持を3か月ぶりに上回る @NHK世論調査

粛々と参りましょう、

どうなる内閣支持率

内閣支持率は44%・前回比+5%ポイント、

支持が不支持を3か月ぶりに上回る @NHK世論調査

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170911/k10011135251000.html
(NHK、「世論調査内閣支持率、支持するが3か月ぶりに上回る」、2017/09/11/19:04)

《コメント》
・ 数字は表題副題の通りであるが、数字の持つ意味としては、1)前回調査の時点で、2015年8月の最低支持率37%を+2%ポイントと超過して、「窓埋め」を達成、2)今回調査では、支持率の最大下降幅▲15%ポイントの半分を取り戻す「半値戻し」を達成したとなる。

・ 言い換えれば、内閣支持率の復元の程度を測る上での重要なチェックポイントを、比較的短期間にクリアしてきた、と言ってよいでしょう。

・ 国政選挙の議席予想において、読売・日経・NHKの精度が高いため、それらの世論調査を実用上、重視してきたが、日経とNHKの数字がいずれも、窓埋めと半値戻しを示してきたことで、この約2カ月で内閣支持率の復元は、「V字型回復」近い、「レ字型」と言ってよいでしょう。(L字型では全くない)

・・・

NHKは、アーカイブでの記事の保存が悪くすぐに消えるので、元データがこちら(↓)。

https://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/political/2017.html
(NHK、政治意識月例調査2017年)

《コメント》
内閣支持率はそのピークレベル55%にはまだ遠いし、ピークレベルを回復することはないだろう、と観ているが、その一方で「自民党」の支持率が、ほぼピークを回復している。

内閣支持率自民党支持率の合計値(青木指数)で、内閣の辞職、或いは総選挙のタイミングを測る「青木の法則」を参照すると、今現在のその青木指数は、82%(=内閣44%+自民38%)である。

・ 青木の法則では、指数値が50%を切ると赤信号。(内閣がもたない、総選挙で大敗する) そして指数値が85%を切ると議席を減らす。

・ つまり、解散総選挙自民党議席を減らさないためには、指数値85%を欲するところだが、今回の調査では、青木指数はそのラインに迫っているとなる。

・ 私見では、周辺情勢を鑑みれば選挙をやっている場合ではないだろうと思うが、民進党がああなってしまって、小池新党(仮称)の態勢がまだ整っていないから、早期解散総選挙が観測/風説されてきてもおかしくない。

ーーーーーーーーーーーー