超常現象ファイル~Facebookの偽ニュース対策、身内からも疑問の声 @Gizmode
粛々と参りましょう、
フェイクニュースはフォローの対象であるが、
現実と虚構の境界にあるので、超常現象のカテでの取り扱いに。
表題副題は、以下のGizmodeのから。(後述)
流れとしては、
昨年来、特に米国大統領の結果が出てから、CNN等のメディアでFacebookがフェイクニュースを助長したと叩かれ、重要な国政選挙を控えていたEUが制裁措置を立法化してきたことから、
Facebookは、段階的に幾つかのフェイクニュース対策を施してきた。
その「初期」の対策についての「続報」が表題副題のこちら(↓)である。
目から鱗の逆の、なんだかな~(´・ω・`) という現状についての話。
・・・
要点をピックアップして、コメントを付しておきましょう。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.gizmodo.jp/amp/2017/09/even-facebook-s-fact-checkers-are-unhappy-with-facebook.html
(Gizmode、「Facebookの偽ニュース対策、身内からも疑問の声」、2017/09/16/09:00PM)
記事の結論がこちら(↓)。
>> やる気あるんですか?とは言わないまでも。
《コメント》
・ どひゃ~ヽ( ̄▽ ̄)ノ
記事の論旨がこちら(↓)。お題は初期の取り組みとその評価。
>> Facebookは、米国大統領選でのフェイクニュース問題を受け、昨年12月に対策を発表しました。それは、第三者組織にポスト内容のファクトチェックを委託し、あやしいポストがあったら「事実ではないと異議が出されました」のタグを表示する、というものでした。
>> でもPoliticoによれば、今このファクトチェック作業をする立場の人たちから、Facebookの取り組み方に不満の声が漏れ始めています。
・・・
肝心要の「現状」がこちら(↓)。
>> Facebookはファクトチェック作業を世界各国の専門団体や報道機関に委託していて・・(中略)
>> そんなパートナー組織のひとつ、PolitiFactのエグゼクティブ・ディレクター、Aaron Sharockman氏によれば、「ファクトチェック対象の記事は毎日1,200〜1,500件もありますが、1日に見られるのは2件だけ」だそうです。
>> というのは、チェック作業には1件あたり5時間ほどかかってしまうからです。
《コメント》
・ (´・ω・`)?
・ 先ず、チェックするにせよ、1件当たり5時間は、あまりに時間のかけ過ぎだし(笑 、設けられているチェック基準を満たそうとするとそうなってしまうなら、チェックの方法から見直す必要がある。
・ さすがにスタッフを700倍に増員するというわけにもいかないでしょう(笑
・・・
問題点の「所在」の箇所の一つがこちら(↓)。
>> だから優先順位付けが重要になりますが、Facebookから提供されるデータは各記事が読まれた回数くらいしかなく、たとえば他のチェック機関が確認済みの記事リストも共有されていないそうです。
《コメント》
・ 要は、「手掛かり」なしで、素(す)の状態でニュースを読みにゆく。
・ 記事が変かどうかは、直観的には数分で分かることだが、それは主観に依るし、基準で客観性を満たそうとなると時間がかかるが、記事を書く時間より、記事を読む時間が長いと、バックログが溜まる一方で意味がない。
・ てっきり、機械/分類器(フィルター)で、「ジャンル」を区別して、ある程度「嘘っぽさ」をランク付けして、ヒトに渡す時には「アラート」を挙げてきているものとばかり思っていた。
・ 情報/記事は指数函数的に増えるのだから、機械でそれをリニア/線型に抑えて、ヒトの専門的な知見でジャッジしないと追いつかない。機械とヒトの「共同作業」でないと無理。後は機械を賢くしてゆく。
・ Facebookにできないはずがないのだが、できていないようなのがとても不思議だ(´・ω・`)?
・・・
問題点の「所在」のもう一つの箇所がこちら(↓)。
>> 他にどんなデータが必要なのか、PoliticoはPolitifactの親会社、PoynterのAlexios Mantzarlis氏の発言を以下のように引用しています。
>> Mantzarlis氏は、虚偽記事にフラグを立てるのにかかる時間が、記事の拡散にどう影響するのかを知りたいと言う。他にも、このような疑問が容易に浮かんでくる・・
《コメント》
・ 平たく言えば、対策の効果の測定と検証である。
・ Facebookにできないはずがないのだが、できていないようなのがむしろ不思議だ(´・ω・`)?
続く。
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以下、関連情報の備考・追記。
◇ Facebookによるフェイクニュース対策/取り組みの流れ。
https://wired.jp/2017/05/22/facebook-pushes-news-literacy-combat-crisis-trust/
(Wired 、「フェイクニュース対策の新プロジェクトにFacebookが参加する意味」、2017/05/22)
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