sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

どうなる衆院選~自民32%、希望13%、衆院比例選の投票先 @読売

粛々と参りましょう、

表題副題は読売の世論調査から(↓)。

直観的には、与党が議席を減らすことになっても、地滑り的な大敗はないでしょう、

その主たる理由としては、1) 政党支持率と比例投票先支持とが同時に下降(上昇)すると、与党の大敗(野党の大勝)だが、そうなっていない、2) 野党は旧民進党のカテゴリーで前回を上回り支持を得ているが、分裂しているため、比例でのスケールメリットを大きく得られない、から。

http://sp.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171008-OYT1T50059.html
(読売新聞、「自民32%、希望13%、衆院比例選の投票先」、2017/10/09/05:00)

以下、調査内容につき順次コメントをつけていきましょう。

>> 衆院比例選の投票先は、自民党32%がトップで、衆院解散直後調査(9月28~29日)の34%からほぼ横ばいだった。希望の党は13%(前回19%)に下がり、立憲民主党が7%で続いた。

>> このほかの投票先は、公明党5%(前回6%)、共産党4%(同5%)、日本維新の会3%(同2%)などの順で、「決めていない」は27%(同25%)。

《コメント》
政党支持率小選挙区への投票に反映され、比例への投票意向は、与党支持であっても批判票として使用されるため野党が高くなるというバイアスがかかる。他方でそれは、ブームや勢いを反映するので、それを測る観点で有効と言えるでしょう。

・ 結果は、ブーム化している小池新党の人気とともに人気の減速を示している。

・ 旧民進党のカテゴリーでは、少なからぬ無所属を除いても比例投票意向は20%に達するものの、旧民進分裂選挙であるため、比例で伸びを欠くという状況に。

・・・

>> 安倍内閣の支持率は41%(前回43%)でほぼ横ばい。不支持率は46%(同%)だった。

《コメント》
・ 読売のベースで「青木率」は、内閣支持率41%+自民党支持率33%=74%。経験則として、「青木率85%を基準に、支持率±1%ごとに現有議席±2議席の感応度」を使用すると、自民党議席減少は▲22議席。これに今回の議員定数削減▲10議席が仮に全て自民党に効くとして、合計▲32議席となる。

・ つまり、トップダウンの試算では、自民党の獲得議席は、現有議席288-32=256議席となり、ニコニコ予測のそれ(266議席)を下回るが安定多数(244議席)を超える

・・・

>> 今回衆院選で、自民党公明党の与党が過半数議席を「維持する方がよい」は44%で、「そうは思わない」の42%と意見が割れた。衆院選後の望ましい政権は「自民党中心で一部の野党が協力する政権」54%が最も多く、「今の野党が中心の政権」20%、「自民党中心の政権」16%となった。

《コメント》
(´・ω・`)

・ 与党で過半数(233議席)を切るようなことになったら、有権者の期待を有権者が裏切るということに。

>> 東京都の小池百合子知事が代表を務める希望の党に「期待する」は36%で、「期待しない」の58%を下回った。全体の4割近くを占める無党派層では「期待する」43%、「期待しない」50%。都内有権者では「期待する」が25%だった。

《コメント》
(´・ω・`)

・ 東京都より東京都外での期待が高いことになる。巷では、東京都外への浸透度が低いと言われていて矛盾する。東京都での期待が急速に低下しているとすれば矛盾しない。

後続する日経、NHKの予想に注目したい。

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