sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

どうなる衆院選~比例東京で自民が首位奪還、立憲民主は希望に並ぶ @JX通信

粛々と参りましょう、

表題副題は以下(↓)のJX通信から。

衆院選議席予測では、

過去の予測精度の実績から読売・日経・NHK+2/5ちゃんねるに注視しつつ、

所謂、小池ブームの起点が東京であり、希望の党の票田が南関東首都圏(東京・神奈川・埼玉)であることから、

東京ローカルの動向に併せて注目して参りましょう。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20171009-00076707/
(Yahoo!/JX通信、「比例東京で自民が首位奪還、立憲民主は希望に並ぶ、衆院選第3回情勢調査」、米重克洋@JX通信社代表取締役、2017/10/09/15:29)

直近の情勢調査のあらまし(↓)。
>> 前回比例東京ブロックで首位だった希望の党への投票意向が11ポイント下落し18%にとどまった。一方、自民党は1ポイント増で首位を奪還。更に、初登場の立憲民主党が18%で希望の党に並んだ。

JX通信/米重社長による解釈(↓)。
>> (希望の党の支持率の低下は) 党支持層の離反よりも、無党派を中心とした「期待」や、反政権の意思表示としての「消極的な選択」としての投票意向が大きく減った格好だ。

《コメント》
・ JX通信/米重氏による解釈に同意するが、それはつまり、反安倍/非安倍の意思表示が、消極的支持の対象(希望)から積極的支持の対象(立憲民主)へと移動したという見方に同意するが、結果は三つの点で意外でもある。

・ なぜ、三つの点で意外か? と言えば、まず、第一に、「踏み絵」は旧民進左派の一部を排除したが、同時にそれは必ずしも旧民進の左派全てを排除しておらず、踏み絵として実質的にはかなり緩い。(選挙区調整の口実に等しい) つまり、希望の党保守系の支持者からは期待外れなものだが、にもかかわらず、希望→自民という支持の移動が生じた形跡に乏しいことである。

・ 第二に、希望と立憲民主を合算すると支持率(比例投票意向先)は、前回29%→今回36%と顕著に/有意に増加していることである。民進のカテで見ればむしろ躍進とも言えること

・ 最後に、希望の支持低下が立憲民主の支持獲得に結びついていて、ざっくりと希望への支持の約1/3が強い反安倍層で形成されていたと推測できることである(*_*)

自民党公明党の微増は統計誤差の範疇にある(±2%)。変化として有意と言えるのは、希望の党立憲民主党共産党、その他でで見られる変化である。

・・・

《纏め》
・ 比例東京で自民が首位奪還とヘッドラインにあるものの、またそれはヘッドラインの付け方として適切であるが、野党側の分極によるものであって、自民が支持を回復した結果では全くない。

・ 私見では、希望の党立憲民主党も、(共産党も) 「政策スローガン」は十分持ち合わせているが、それを実現する意欲と能力に欠けている。政策スローガンは掲げられても政策を提出しない/できない。

・ 小池氏にせよ、都政で結果を出せていれば、都民は国政進出を惜しみつつ後押しするだろうが、都政が止まっているから、政策実現の意欲が疑われてしまって全くそうならない。

・ 比例東京で自民が首位奪還云々ということよりもむしろ、未だに政策スローガンで投票意向が大きく振れてしまう、その社会心理の不安定さがかなりの驚きである。地域としての東京は財政的にも経済的にもかなり恵まれているはずなのにこういう状況で、大丈夫なのだろうか?(´・ω・`)

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