sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

どうなる衆院選~終盤情勢調査、自民単独で絶対安定多数近辺に着地か @読売と日経

粛々と参りましょう、

終盤情勢調査、読売と日経から(↓)。

読売はデジタルに数字を明示してきていないが、

両紙から見て取れる着地点の数字のイメージとしては、与党優勢の状況のもとで、

自民単独で絶対安定多数の261議席

公明の30余議席で、与党合計で290議席+αくらいに。

・・・

まず読売(↓)。接戦区の調査に絞り込んできている

http://sp.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news2/20171019-OYT1T50076.html
(読売、「自民が勢い維持、希望苦戦・立憲民主加速、終盤」、2017/10/20/06:00)

>> 今回の衆院選に関する調査は10、11日に全289選挙区で行った序盤情勢調査に続き2回目。接戦区を中心に114選挙区を対象とし、序盤の結果と全国総支局などの取材を加味して選挙戦終盤の動向を分析した。

>> 自民は堅調だ。優勢だった約140の選挙区で好調を維持しつつ、調査対象の114選挙区のうち16選挙区で他候補を引き離している。

《コメント》
・ 前回調査で設定している114選挙区を継続フォローしていて、徐々に優劣が現れているが、全体としてまだ鮮明でない

・ 計算をしてみると、

1) 全部で289選挙区。このうち、確定的に自民優勢が140選挙区、接戦区は114であるが、残余の289-140-114=35選挙区は、確定的に自民劣勢と解しておきましょう。

2) さて、接戦区114のうち、(数字が丸められていて、図表では110) 確定的に自民優勢が16、同じく劣勢が14、従って残余の接戦状態が80ある。

3) 従って、小選挙区で確定的に自民優勢は、140+16=156である。接戦の80選挙区は、接戦は五分五分ということで、期待値は半分の40。従って、小選挙区での予想獲得議席は196議席程度。

4) 一方で、五分五分であっても比例での読みは効くので、自民比例は、他社4社の予想が63~69議席分布しているので、中値を採って66議席

5) 従って、3)と4)により自民単独では196+66=262議席となり、絶対安定多数261議席近辺となる。

・・・

次いで日経(↓)。

日経はデジタルに数字を記してきているが、結構レンジが広い。また、接戦区を114に設定していて読売と同じ。(合同調査か?笑 )

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGKKZO22462960Z11C17A0MM8000/
(日経、「与党、300議席に迫る勢い保つ、衆院選終盤情勢~3分の2獲得は微妙、希望失速、立憲民主伸びる」、2017/10/20/02:30)

《コメント》
自民は262議席が予想レンジの基準値/中央値である。絶対安定多数261の近辺にある。公明は35議席で、与党合計で297議席である。(図表参照)

自民党の予想獲得議席は、読売の情報からラフに/一定の合理性のもとで導いたそれと一致する。

・ 接戦区を自民とその他野党とで二分すると仮定すると、そうした結果になったから、二分するかどうか? で差が出てくる。

・ 接戦という状況だから二分する、よく分からなければ「等確率の原則」を当てはめるということに合理性があるから、日経予想ではレンジが広くなっているが、さほどブレないと見ておきましょう。

・ ブレる場合は、各選挙区ではなく全ての選挙区に共通するよほどのイベントが発生する場合となるが、文春や新潮は発売日を越えてしまったので、それらから出てくるスキャンダルではないでしょう(笑

・・・

《纏め》
・ 読売と日経の終盤情勢調査では、自民単独で絶対安定多数261議席近辺に着地する模様。

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