sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

どうなる政界再編~組織の論理、希望の党の合流構想は見直しと民進・前原誠司代表 @産経

粛々と参りましょう、

衆院選は周知の通り、与党が衆院議席総数の2/3を超過する圧勝(↓)。

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/index.html
(NHK、選挙Web)

また、事前の予測の精度という点では、主要メディアでは、自民・立憲民主・希望・維新のそれぞれの獲得議席の水準を正確に見通した、産経/FNN調査が優れていたという結果に(↓)。

https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/politics/amp/171016/plt1710160060-a.html
(自公3分の2超へ 立憲民主、野党第一党も、希望、公示前下回る可能性~衆院選終盤情勢」、2017/10/16/21:12)

産経は、選挙戦中、個々の選挙区の戦況/情勢を、そのネットメディア戦略の長所(本紙に制約されにくい)を発揮して、最も詳しくつぶさに伝えていたことも特筆される。

・・・

どうなる政界再編、

政界再編と言っても「野党再編」であり、見通し/結論としては、

形はどうあれ分裂した旧民進党の「再合流」で確定的でしょう。

最大の理由は、組織の論理が再合流を促す(↓)。

https://www.jiji.com/jc/amp?k=2017101801259
(時事通信、「連合、誤算続き、希望失速、対応に苦慮」、2017/10/18/20:32)

連合という組織が、組織内での同盟系労組と総評系労組の股裂き状態を放置し続けることはあり得ないので。

また、連合内部での主導権は、今回の立憲民主の台頭により、同盟系・中立系労組に対し、総評系/官公労が劣勢から優勢に転じ、旧民進党の再合流では立憲民主と参院民進が基軸に。

表題副題の民進・前原代表の発言は、

党外情勢/連合意向を踏まえての追認であり、

再合流を宣言したに等しいと見ておきましょう。

http://www.sankei.com/smp/politics/news/171023/plt1710230050-s1.html
(産経、「民進党・前原誠司代表、希望の党の合流構想は見直し、衆院選」、2017/10/23/00:55)

民進党の解党→再合流の顛末は、

前原代表や神津連合会長からすれば誤算続きであるが、

民進党というカテで見れば、立憲民主+希望+無所属で110議席超を獲得し、トータルで公示前議席を+25議席伸長させるという結果になっており、

多分に結果オーライとは言え選挙互助会が奏功したとなるのでしょう。

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