sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

極東アジア情勢~習氏の政治理念、名前付きで行動指針に @朝日新聞

粛々と参りましょう、

注目の中国共産党の結果が出てきているので記録しておきましょう。

表題副題は朝日新聞のこちら(↓)のヘッドラインから。

https://www.google.co.jp/amp/www.asahi.com/amp/articles/ASKBS2RMYKBSUHBI00K.html
(朝日新聞、「習氏の政治理念、名前付きで行動指針に、中国共産党大会」、2017/10/24/14:17)

>> 党の憲法にあたる党規約の行動指針に、習近平総書記の政治理念を「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」と名前を冠した表現で盛り込む修正案が承認された。

>> 江氏の「三つの代表」重要思想と胡氏の「科学的発展観」が行動指針に入ったのは、いずれも両氏の退任時だった。さらに、歴代指導者の理念の中で、政治理念が名前を冠した形で明記されているのは、建国の父、毛沢東の「毛沢東思想」と、改革開放を進めた鄧小平の「鄧小平理論」だけ。

《コメント》
名前入りでの規約改正が確定。

・ 習氏の業績の何がどう評価されているのかはよく分からないが、戦後において毛沢東、鄧小平と並ぶということは、歴史的な画期であることは間違いないところである。

・ 平たく言ってしまえば、「皇帝」の誕生である。中国国内では「偉人」として確定。

・ 世界史での評価はこれから。

・ 派生して、近々の米中首脳会談においては、習氏は絶大な決定権限を有して臨むということになり、極東アジア史が動く可能性が高まったと見ておきましょう。

・ 米中関係が、良くなるにせよ悪くなるにせよ、絶大な決定権限を背景にしての決断なので、いずれにせよ、メリハリがつく、となるでしょう。

・ こうした時期に我が国で国政選挙で与党が圧勝し、安定した政権基盤のもとで、外交・安全保障に臨める環境が整ったということもまた、歴史的な巡り合わせと言えるでしょう。

・ 小池新党が100議席越えして、与党に分断工作を仕掛けるという展開も、公示前の一時は可能性として少なからずあったことを振り返ると、改めてホッと(*´∀`) (内政で無用に混乱している場合ではないから)

ーーーーーーーーーーーー

以下、関連情報の追記欄としておきましょう。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2017102400177&g=int
(時事通信、「党規約に習思想、中国共産党大会が閉幕」、2017/10/24/13:50)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171024/k10011195781000.html
(NHK、「中国共産党大会閉会、習主席に権力集中した体制に移行」、2017/10/24/19:30)

《コメント》
NHKは、放送を中国にぶった切られたためか、今頃、ニュースが出てきて笑えてしまう。習主席に権力集中した体制、はコード触れるらしい。

ーーーーーーーーーーーー