朝鮮半島情勢~北朝鮮より先に韓国に鼻血作戦を発動する米国 @日経ビジネス
平昌五輪が終わって五輪ロス状態っす(´・ω・`)
世界選手権があるか(*´∀`)
・・・
金持ち喧嘩せず、という場合でも、実力行使以外のところではバトルはしっかりやるわけです。
所謂、国際社会での権力の源泉は、軍事力・経済力・金融力・外交力の《四位一体》であると観ていますが、(私見)
ー ガルブレイスの「権力の解剖」に準拠・対比するなら、権力の行使手段である報償・威嚇・条件付けを担保するのがそれら4者。
表題は日経ビジネスから(↓)。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/021200153/?ST=smart
(日経ビジネス、「北より先に韓国に鼻血作戦を発動する米国~鉄鋼輸入制限の標的にされたと騒ぐ韓国」、2017/02/22)
同盟国を軍事的に威嚇できないから(不利益を鑑みて)、間接的に調整する・・上記の米国による「経済政策」での対韓ペナルティ(懲罰)がまさにそれ。
逆に言えば、3つの権力行使手段(報償・威嚇・条件付け)のうち、北朝鮮による威嚇と条件付けの権力行使に屈してしまっているのが韓国の状況となるでしょう。
結果としてその状況に、そうした状況をもたらした自国政権に、怒っている/不信感を抱いているのが韓国財界であり、遅ればせながら(遅すぎるが)漸くメディア(東亜・朝鮮・中央)が、自らが現実を直視するに至っている、という有り様かと。
>> 北朝鮮への制裁などを巡り、文在寅政権と微妙な葛藤を繰り広げてきた米国が、通商を通じ『韓国に対するお仕置き』を始めたとの分析も出ている。
制裁破りに加担するように北朝鮮が誘導し、希望的観測もしくは確信犯的にそれに韓国が便乗しているようにしか観えません。(私見)
閉会式の前日に、こうしたメッセージ(↓)を発する米国の意図を韓国政府はもっと深刻に受け止めたほうがいいと、半ば他人(ひと)事であるが、やきもきしてしまう。
http://jp.wsj.com/articles/SB10890793749092664140404584063192838076508
(WSJ、「トランプ政権、対北朝鮮、過去最大の制裁を発表」、2018/02/24)
向こう1カ月は五輪パラリンピックの継続で、外交的駆け引きの時間帯であるけれど、
平昌に春の兆しが訪れる頃、事態は大きく動くと予想し、相応に備えをしてゆくとなるのでしょう。
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