sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

梟通信~ホーキング博士、ありがとう@Gizmode

フィンテックの新規事業のキックオフに確定申告の季節等が重なり、投稿がすっかり滞ってしまった(>_<)

表題副題はGizmodeから(↓)。

https://www.google.co.jp/amp/s/www.gizmodo.jp/amp/2018/03/thank-you-stephen-hawking.html
(Gizmode、「ホーキング博士、ありがとう。」、2018/03/14/08:21PM)

死生観には地域差、個人差があるけれど、ホーキング博士の場合は、結果的にいい意味で誤診だったとはいえ余命宣告を受けていたこともあり、独特の死生観を保持していたので、故人のご冥福をお祈りいたしますという言葉には違和感もあり、

ホーキング博士の逝去を伝える報道が多々ある中で、上記のGizmodeの、ホーキング博士、ありがとう。が自分には最もしっくりきたので、取り上げてみました。

・・・

その業績については、一言で言えば、「場の量子論天文学の結合を試み、過去1四半世紀の物理学のエッジを切り開く先駆をなした」、となるでしょうし、

個人的には、社会哲学者のエリック・ホッファーとともに、大きなハンディキャップを克服しながら不屈の精神を示したおおいに尊敬するマイ偉人です・・ホーキング博士、ありがとう(;_;)

上記のGizmodeより、

>> 科学者、中でも宇宙論に携わる者は、自分の研究を説明することが重要だと信じています。なぜなら、これはかつて宗教が答えていた問いの多くに、解を提示できるからです。

おそらくは人々が、月や太陽を観て神秘性を感じなくなって久しいでしょうが、存在するということの一点を取っても、驚嘆あるいは奇跡の念を抱いてしまう一個人として、

ホーキング博士が先駆をなした現代宇宙論は、既存宗教を代替する/必要としないということではなく、(あらゆる)宗教観の一つの根底をなす存在への問いを、改めて照らし出すものと観ています(私見)。

・・・

以下、補足ということでは、

「ホーキング、宇宙を語る」(1989)は、ホーキング博士の名を一般に広く知らしめたベストセラーですが、

場の量子論天文学の結合を通じて、現代宇宙論が劇的に進んだ1990年代の成果を反映し網羅している著作ということでは、「ホーキング、未来を語る」(2001)が素晴らしい(↓)。

https://books.google.co.jp/books/about/ホーキング_未来を語る.html?id=EwNzOwAACAAJ&redir_esc=y
(同上、アーティストハウス、2001/12)

ホーキング博士の著作での専門的なところでは、こちら(↓)。

https://www.amazon.co.jp/Structure-Space-Time-Cambridge-Monographs-Mathematical/dp/0521099064
(The Large Scale Structure of Space-Time、Cambridge Monographs on Mathematical Physics、1975)

なんだかんだで一通り読み終えるのに10年かかりましたが(^^; 何年か前に読み返していたらうっかりバスに置き忘れて、Amazonで値段を見たら@1万円を超えていて愕然としていたら、出てきてホッと(*´∀`)

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