sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

どうなる衆院選~中盤情勢調査、与党300議席超窺う、希望伸び悩み・立憲躍進・共産後退も @時事通信

粛々と参りましょう、

政策でもなく政権担当能力でもなく、

報道される「イメージ」のアップダウンで選好/投票先がブレるのはどうかと思って眺めているが、

時事通信による中盤情勢がこちら(↓)。

https://www.jiji.com/jc/amp%3fk=2017101500420
(時事通信、「与党300超窺う、希望伸び悩み、立憲躍進、共産後退も~2017衆院選」、2017/10/15/20:09)

>> 新定数465議席のうち、公示前に290議席自民党は280議席近くを視野に入れ、公明党を加えた与党で300議席超をうかがう勢い。

>> 希望の党は本拠地の東京でも伸び悩み、公示前勢力(57議席)を確保する程度にとどまる見通しだ。

>> 立憲民主党は公示前の15議席から40議席程度まで伸ばす可能性がある。

>> (中略) 公示前に21議席だった共産党は、議席を減らすとみられる。

《コメント》
・ 与党優勢の傾向は序盤情勢と変わっていない

・ 状況の細部が見えてきているのは、野党内部でのそれである。端的には、共産党議席減少が見えてきている

・ 先の序盤情勢調査で、共産党議席予想をデジタルにレンジで示したのが日経と朝日であったが、中央値/基準値で見て、日経が▲3議席減、朝日が▲6議席減であった。

時事通信の調査による減少の程度は定かでないが、少なくともアップサイドの変化に乏しいと観てよいでしょう。(丸めてアバウトに▲5議席減)

・ 【問】それでは、立憲民主党議席増加+25はいったいどこから来るのか? (15議席→40議席)

・ 解散前の民進党の議席は前職のベース(引退除く)で約80議席であった。以下同様に数字を丸めて、前職の分布は、希望の党45、立憲15、無所属20であった。

・ 公示前の議席は政党間の入り繰りを勘定して、数字を丸めて、希望の党55、立憲15、無所属20。情勢調査では、希望が55、立憲40、無所属は選挙に強いので20として、旧民進のカテでは、立憲の増加分だけ勢力を+25伸長させる? (焼け太りか?笑 )

・ 公示前の自民党は284議席だから、予想のように280議席近くとなるとすると▲5議席減のイメージ。与党はたいして議席を減らさず、野党が議席をそこそこ増やす、これ如何に?(*_*)

・ 【答】 立憲民主が比例で議席を増やすところが一番のツボ。1)首都圏/南関東圏での希望の票が立憲民主に流れる。+10議席相当。2) 無所属の旧民進のカテから比例票が立憲民主に流れる。+5議席相当。3) 民進党から不出馬・引退が7議席出ている。立憲民主と希望で分けるが立憲民主優位で+5議席相当。4) 共産党支持の比例票が立憲民主に移動する。+5議席相当。

・ 【答(続き)】 旧民進内部での競合と、民共の競合で、比例票が立憲民主に集中するが、1)と4)が見えやすいのに対して、2)と3)が見えにくいので、与党がたいして議席を減らさないのに、立憲民主が大きく議席を増やすことが不思議に感じられることになる。(投票箱の蓋を開ければ、所謂無所属で議席が大きく減っているという結果が確認できることになるだろう)

・ 【答(纏め)】 立憲民主の躍進は野党間競合による。解散直後は、希望議席増=自民議席減という逆相関であったが、立憲議席増=希望議席減という逆相関に、議席増減の焦点がシフトしている。

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