極東アジア情勢~海自、米空母3隻と訓練へ、西太平洋 @日経
粛々と参りましょう、
トランプ大統領のアジア歴訪のこれまでの流れとして、
日米首脳会談で「日米同盟」を確認、
韓国国会演説で「米国の意志」を確認。
最大の焦点は、《米中首脳会談》での北朝鮮に対する「処遇」にあるから、
(その結果によって北朝鮮がどうなってゆくか?の大筋が見えてくるから、)
北朝鮮はこれまで成り行きを静観する時間帯にあったし、
これからは事態が動き始める時間帯に入るから、
並行して「不測の事態」への備えも固めてゆくとなる(↓)。
https://r.nikkei.com/article/DGKKZO23218350X01C17A1PP8000
(日経、「海自、米空母3隻と訓練へ、西太平洋」、2017/11/08/02:30)
同じくロイター(↓)。
https://jp.reuters.com/article/us-japan-navy-training-idJPKBN1D70GL
(ロイター、「海自の護衛艦も参加へ、米空母3隻が西太平洋で演習」、2017/11/07/15:07)
単に、不測の事態への備えにとどまらず、
米中首脳会談に向けての「対中プレッシャー」も兼ねて。
・・・
観点を経済に転じても、
米国にとっては、著しい貿易不均衡の是正に向けての手掛かりを得ることが焦眉の急であるから、
(是正そのものは重要ではない。入超が発散していかないための仕組み/協定が必要。)
訪日も訪韓も、中国にプレッシャーをかけるための布石となるが、
訪韓について言えば、
トランプ大統領の訪韓の直前の段階で、韓国は中国に対して大きく譲歩してしまっており(↓)、
https://www.google.co.jp/amp/business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/110200136/%3fAMP=1
(日経ビジネス、鈴置高史、「中国に降伏文書を差し出した韓国~THAAD追加配備も拒否する3NO」、2017/11/07)
米国の対中交渉を「阻害」するという点で、韓国外交の大きな失点である。
米韓両首脳の直接会談が10分の短時間で終えてしまったように、対米関係上、韓国外交は事前の段階で大きく躓いていたとなる。
http://m.yna.co.kr/mob2/jp/contents_jp.jsp?cid=AJP20171107003600882&input=rss&site=0200000000&mobile
(聯合ニュース、「韓米首脳会談始まる、対北朝鮮など議論」、2017/11/07/16:03)
>> 両氏は青瓦台で開かれた公式の歓迎式後、約10分間通訳だけを同席させて会談。その後、両国の閣僚ら23人を交えて約1時間全体会合を行う。
件(くだん)の反日晩餐会(?)にせよ、外交感覚としてTPOがズレてしまっているわけだが、
嫌っている我が国に対してはそれは仕方ないとしても(笑、
少なくとも韓国にとって遥かに重要であるはずの米国に対して、前掲の対中妥協に見られるようにTPOがズレてしまっているということは、
これは韓国自身にとっての今後の大きな問題だ。(大丈夫だろうか? > 米韓関係)
続く。
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