朝鮮半島情勢~国連安保理、追加制裁決議案を全会一致で可決 @NHK
粛々と参りましょう、
7時のNHKニュースの冒頭で、
追加制裁決議案は約10分で採決、全会一致での可決。
(安保理採決を実況中継するのはほとんど記憶になく珍しい)
・・・
追加制裁決議案では中露に対する米国の譲歩を反映させているが(↓)、
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170911/k10011135161000.html
(NHK、「北朝鮮制裁決議案、原油の禁輸など盛り込まれず」、2017/09/11/23:00)
金融・資本市場では、既に1日前の段階で、その「譲歩」及び追加制裁決議案の「可決」を織り込む動きを示していたので(↓)、
サプライズには乏しい、となる。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-10/OW35N66S972801
(Bloomberg、「日本株は急反発、北朝鮮や米ハリケーン警戒が後退、輸出中心広く上げ」、2017/09/11/08:12JST)
ー ドル・ショートの巻き戻し。(短期的な動き)
・・・
追記でコメントを付しておきましょう。
《コメント》
・ 報道では、専ら米国の譲歩、従って経済制裁の「有効性」に関心が集まり、それはそれで正しいが、日本時間の7:15は米国時間の18:15であり、「9.11」という日付での全会一致での可決採決に米国は強く固執してのことであろうと観る。
・ 当面は新たな制裁の枠組みのもとでその実行と効果の観測という時間帯に入る。小康状態に入る。
・ 従って、北朝鮮の《反応》に注目となる。
・ 北朝鮮の反応/行動の「傾向」については、一般的な見方とは異なる分析がある(↓)。分析の意外性がどこにあるか?と言えば、北朝鮮は、「海外のイベント」に反応しやすいというところにある。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-08/OVYC8A6TTDS001
(Bloomberg、「北朝鮮のミサイル発射、主な記念日と実は無関係、米専門ウェブサイト」、2017/09/08)
ーーーーーーーーーーーー
以下は、続報の追記欄。
ーーーーーーーーーーーー