どうなる政界再編~民進離党ドミノ、希望の党の新党設立会見で第二ラウンド終了
粛々と参りましょう、
民進離党ドミノが同党の票田で、公認立候補予定者を巻き込んでの加速、
戦わずしての敗けが確定的と言ってよいでしょう。
民進離党ドミノは、本日午前(↓)の「希望の党」(小池新党)の設立会見で第二ラウンドが終了。
http://www.news24.jp/sp/articles/2017/09/26/04373590.html
(日テレ、「希望の党、明日午前に新党設立会見へ」、2017/09/26/16:27)
そして、
続く「第三ラウンド」は、明日の臨時国会/衆院解散を起点に始まり、その様相は、離党ドミノから《解党ドミノ》に移ってゆくと観ておきましょう。
第三ラウンドの特徴は、
民進党からの離党が続くだけでなく、民進党が公認予定候補者を立てられない、つまり、民進党から出ない、というものに。(負けると分かっている選挙に出る奇特な人はいない/少ない。選挙戦にならない)
皮肉なことに、(現職を除くと) 選挙区に候補者を立てられなければ、候補者調整が要らないので、所謂、野党共闘(民共共闘)は全くの掛け声倒れに。
むしろ、共産党にとっては、自党候補で空白区を埋める好機となるので、民共共闘は崩壊すると観ておきましょう。
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民進党の都道府県別の勢力(党員・サポーター数)と、離党ドミノの一連のニュースフローを重ねて合わせると(↓)、
http://blog.livedoor.jp/herethere815/archives/19712035.html
(個人さん、「民進党 都道府県別、党員・サポーター数」、2017/08/10)
1) 大票田である東京と神奈川が崩壊状態に至っている、
2) 準じて票田となっている兵庫、静岡、埼玉に離党ドミノが波及している、
3) 民進党が全国政党から、北海道、愛知を基盤とするローカル政党に変容/凋落しつつある、
ということが確認できるでしょう。
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第三ラウンドに続く。
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以下は、関連するニュースフロー。
兵庫(↓)。
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201709/sp/0010588253.shtml
(神戸新聞、「兵庫7区畠中氏が新党参加、11区松本氏、自民公認へ」、 2017/09/25/22:58)
《コメント》
・ 兵庫/神戸は、小池都知事のもともとの地盤である。
・ 松本剛明元外相が自民党に転じてくるとは驚きである(*_*)
・ 民進党→希望の党への移動がこれまで続出しているが、民進党→自民党への驚きの移動が第三ラウンドで更に続く可能性がある。
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静岡(↓)。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20170927/CK2017092702000100.html
(中日新聞、「民進党県連、離党ドミノ警戒」、2017/09/27)
>> 新党の中心メンバーである細野氏(静岡5区)は静岡2、4区で「引き抜き」に成功。ほかの選挙区でも候補者擁立をうかがう。
《コメント》
・ 仁義なき戦い(笑
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東京(↓)。
http://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=46512205
(東京MX、「民進党、再び離党ドミノ広がる、都内からも次々に」、 2017/09/26/18:30)
《コメント》
・ 党内右派の松原氏はともかく、蓮舫前執行部の中心メンバーでもあった柿沢氏が、となると節操無さすぎ。
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