sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

どうなる政界再編~民進・前原新代表、野党共闘の見直し指示 @毎日新聞

粛々と参りましょう、

表題副題は毎日新聞のこちら(↓)から。

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170907/ddm/005/010/040000c
(毎日新聞、「野党共闘の見直し指示、民進党」、2017/09/07)
>> 民進党前原誠司代表は6日、次期衆院選選挙協力を盛り込んだ共産党などとの4党合意について見直すよう執行部に指示したと記者団に明らかにした。野党共闘を巡る代表選での主張を実行に移した形。
>> 代表就任後の初の国政選挙となる10月22日投開票の衆院3補欠選挙が試金石となる。

《コメント》
・ 2015年夏の安保法制国会を助走期に、2016年2月を起点としての《民共共闘》が終焉を向かえたと見てよいでしょう。

・ 前原新代表が見直しの指示を出しただけではその実効性に乏しいが、支持母体である連合が、同時に強いメッセージを発しており(↓)、連合(の執行部と主流派である民間労組)が反対してきた民共共闘の打ち切りと、連合による民進支援の回帰とが、リンクしている、と見てよいでしょう。(連合の支援を取り付けた以上、後戻りが効かない、従って代表の指示に実効性がある)

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFS07H10_X00C17A9EAF000/
(日経、「民進離党者は推薦せず、連合会長、前原代表と会談」、2017/09/07/12:34)

・ 民進離党者は推薦せずという連合の新方針は、離党予備軍への牽制/圧力となり、前原執行部への強い援護となる。

・ 離党予備軍は退路を断たれる形となり、その勢いは殺がれるだろうが、同時に、現在進行形の「山尾不倫疑惑報道」で民進党自体が激震に見舞われており、連合が支援回帰をしてきても、それでも離党が続くとなると、民進党は危うい。

・ 朝っぱらから民放では、特にTBSとフジが連続的に長い時間を不倫報道に割いているが、いずれも山尾氏に対して「会見/説明」を強く求めるというスタンスにあり(これまでの騒ぎと同様) 、 それがどうなるか? が民進党にとっても離党予備軍にとっても、重要な分水嶺となるでしょう。

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