sumiikasumiの日記

とりあえず始めたところです

梟通信~平昌五輪男子フィギュア、羽生連覇の要因、勝敗を分けた差は? @Sportsnavi

昨日の男子フィギュアでの羽生選手の連覇と、同じく昨日の羽生竜王vs藤井五段の対決を反芻する半日だった(*´∀`)

女子スピードスケート500mの小平奈緒選手の滑走が待ち遠しい(≧∇≦)b

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表題副題はSportsnaviのこちら(↓)から。

昨日から話題が集中していて今更な感じであるが、女子の個人種目が控えているので、「競技」そのものに注目して、記録しておきましょう。

https://pyeongchang.yahoo.co.jp/column/detail/201802170010-spnavi
(Sportsnavi、「羽生連覇の要因、勝敗を分けた差は? 安藤美姫が平昌五輪の男子FSを解説」、2018/2/17/20:40)

安藤美姫氏は解説への起用をテレビ局が躊躇ったようだが(笑、Twitterを含めて解説が的確で面白い(*´∀`) Sportsnaviより、ズバリ勝因は、

>> そういう意味では、FS1位のネイサン・チェン選手(米国)はSPが悔やまれます・・ただ、そういう演技をSPとFSでそろえるのが、羽生選手の強さでもあります。

演技をSPとFSでそろえる・・勝因は全くそこに尽きると思うし、

翻って、なぜ、(直前の怪我にも関わらず) 羽生選手が2本揃えてこられたのかの一端は、ここ(↓)にあったと改めて思う。

http://number.bunshun.jp/articles/-/828692
(Number、「羽生結弦の不滅の名プログラム、SEIMEIで再び五輪へ挑む理由」、2017/08/18/18:00)

SPでのショパンのバラードとともに過去のプログラムを、そのアップグレードを含めて再演で臨むという選択肢を採っていたことが、かなり大きいと改めて思う。(もし、全く新しいプログラムであったらと考えた場合、コンディションをギリギリで取り戻せても、プログラムの習熟にはあまりに機会が足りなかったから)

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羽生選手の連覇の影に隠れがちであるが、(1-2フィニッシュだから、そうでもないか(笑 )

視点を切り替えると、宇野選手とフェルナンデス選手の対決が、4年前のソチ五輪での羽生選手vsパトリック・チャン選手の対決を、タクティクス(戦術)の点で《再現》しているようで面白い(≧∇≦)b

ISUのプロトコルに基づいた上位各選手のパフォーマンスの比較が朝日のこちら(↓)。
https://www.asahi.com/articles/ASL2K55PKL2KUTQP029.html
(朝日、「羽生結弦、勝負強さこそ力の根源圧巻フリーを記者分析」、2018/02/17/16:30)

演技構成点に反映されているスケーティング技術では、羽生選手とフェルナンデス選手はほぼ互角で、宇野選手はフェルナンデス選手に劣後するが、そのギャップを埋め合わせるのが、後半のジャンプでの加点を狙うプログラム構成。

ソチ五輪当時にパトリック・チャン選手に勝つために、羽生選手/オーサーコーチが採ったタクティクスと全く同じ。

氷上の外で試合は始まっていることを改めて感じさせる(*´∀`)

宇野選手は、試合後のインタビューで、あまり五輪を意識しないコメントでいい意味での不思議ちゃんぶりを全開させているが(笑 、

冒頭での4回転ループを失敗した場合、次の4回転フリップを必ず成功させる練習を重ねてきたと、インタビューで言及していて、

失敗→不安という連鎖を予め断ち切るように心理的な刷り込みをかけてきていて、凄い(*´∀`)

練習とバックアッププランでメダルの色が変わる・・大会の氷上の外で既に始まっている勝負の重さと、4年前のソチ五輪での羽生選手vsパトリック・チャン選手の対決の再現を感じさせる、

宇野選手の素晴らしい銀メダルだった(*´∀`)

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